【実例公開】神奈川県相模原市|50歳・専業主婦だった妻が「1年半の準備」で夫名義の一戸建てを自分の名義にした事例

離婚したら家を出なければならない。

「専業主婦だから住宅ローンなんて組めない」
「50歳だから今からローンを組むのは無理」
「夫名義の家だから、離婚したら売却するしかない」

そう考えている方は少なくありません。

今回ご紹介するのは、神奈川県相模原市にお住まいの50歳の女性からご相談いただいたケースです。

約20年前に購入した夫名義の一戸建て。

住宅ローンは横浜銀行に約1,000万円残っていました。

離婚後も妻がその家に住み続けたい。

しかし、ご相談いただいた当時の妻は専業主婦で収入はゼロ

この状態で、夫の住宅ローンを妻に変更し、家の名義も妻に変更することは、簡単ではありませんでした。

そこで私たちがご提案したのは、

「今すぐ名義変更をする」のではなく、「1~2年かけて、できる状態をつくりましょう」

という方法でした。

結果として、約1年半をかけて準備を行い、住宅ローンの手続きから決済まで無事に完了。

妻は、長年暮らしてきた一戸建てに、離婚後も住み続けられることになりました。


1.今回のご相談|50歳・専業主婦、夫名義の一戸建て

今回の物件は、神奈川県相模原市にある一戸建てです。

購入から約20年。

長年この家で生活してきたため、奥様にとって単なる「不動産」ではありませんでした。

近所には長年付き合ってきた知人も多く、生活環境もできあがっています。

さらに、実家も車で20分程度の場所にあります。

つまり、

「離婚するから家を売って引っ越す」

という選択をした場合、住み慣れた地域も、人間関係も、実家との距離も、すべて変わってしまいます。

そして、もう一つ大きな問題があります。

50歳から新たに賃貸住宅を探すことです。

もちろん年齢だけを理由に賃貸住宅を借りられないわけではありません。

しかし、将来の住まいを考えたとき、

「今は借りられても、年齢を重ねたときにどうするのか」

という不安は残ります。

それならば、これまで20年間住み続けてきた自宅に、このまま住み続けられる方法を考えた方がいい。

私たちはそう考えました。


2.ご相談時点では、正直「今すぐ」は難しかった

当時の状況を整理すると、次のような状態でした。

  • 神奈川県相模原市の一戸建て
  • 購入から約20年
  • 所有者は夫
  • 住宅ローンも夫名義
  • 借入先は横浜銀行
  • 住宅ローン残債:約1,000万円
  • 妻:50歳
  • 妻は専業主婦
  • 離婚後は妻がそのまま住み続けたい
  • 妻自身には住宅ローンを返済するための収入がない

この条件で、

「では、奥様名義で住宅ローンを組んで、ご主人のローンを完済しましょう」

というのは、現実的には簡単な話ではありません。

住宅ローンは、単純に「家があるから借りられる」というものではありません。

新しく借りる人の収入、勤務状況、返済能力、信用状況、物件の担保評価など、さまざまな要素を金融機関が審査します。

実際、住宅ローンの債務者を夫から妻へ変更する場合、夫婦間の合意だけで変更できるわけではなく、金融機関の承認や、場合によっては妻自身が新しい住宅ローンを組む必要があります。

今回の奥様は専業主婦。

つまり、最大の課題は「収入」でした。


3.そこで「2年計画」を提案しました

ここで私たちが考えたのは、

「今できないなら、できるようになるまで準備すればいい」

ということでした。

離婚と住宅ローンの問題では、

「今すぐ名義変更できるか?」

だけを考えてしまいがちです。

しかし、実際にはそうではありません。

1年後、2年後にできる可能性があるのであれば、今からその状態をつくる。

今回の奥様には、そのようにご説明しました。

そしてお願いしたのが、

まず仕事を始めて、年間250万円程度を目標に収入を得ること。

パートでも、アルバイトでも、正社員でも構いません。

重要なのは、

「住宅ローンを返済できる収入を継続して得ている」という状態をつくること

でした。


4.50歳の専業主婦が仕事を始める

もちろん、これは簡単なことではありません。

50歳で、それまで専業主婦だった方が、新たに仕事を探す。

ご本人にとっても大きな決断だったと思います。

しかし、奥様自身も、

「年金をもらえる年齢ではない」
「収入がなければ、これから生活していくこともできない」

という現実を理解されていました。

そして就職。

結果的には、

月収約25万円、ボーナスなし

という勤務先で働くことになりました。

年間にすると約300万円の収入です。

当初私たちが目標としていた「年収250万円程度」を上回る収入を得られるようになりました。

ここからが本当のスタートです。


5.1年間、収入実績を積む

仕事を始めたからといって、

「では、すぐに住宅ローンを申し込みましょう」

とはしませんでした。

ここでも時間をかけました。

実際に働き続けて、収入を得る。

そして、その実績を積み上げる。

今回のケースでは、約1年間の収入実績が確認できる状態になったところで、いよいよ金融機関探しを開始しました。

これは今回の案件で非常に重要なポイントです。

最初の相談時には、

専業主婦・収入ゼロ

でした。

それが1年後には、

月収25万円・継続的な給与収入あり

という状態になりました。

同じ人でも、住宅ローンを検討するための条件が大きく変わります。

だからこそ、私たちは最初の相談時点で「無理です」と終わらせません。

「今は難しい。でも、何を準備すれば将来できる可能性があるのか」

を一緒に考えます。


6.残っていた住宅ローンは約1,000万円

今回、もう一つ大きなポイントになったのが住宅ローンの残高です。

残債は約1,000万円。

そして、借換え後に想定される毎月の住宅ローン返済額は、

約4万円程度。

ここまで整理すると、状況がかなり見えてきます。

月収25万円程度の収入があり、住宅ローンの返済が月4万円程度。

もちろん住宅ローン審査には収入以外にもさまざまな条件があり、誰でも同じ結果になるわけではありません。

しかし今回のケースでは、返済額そのものが大きな負担になるような計画ではありませんでした。

さらに一戸建てなので、マンションのような管理費・修繕積立金もありません。

「離婚後に新しく賃貸住宅を借りる」という選択肢と比較しても、現在の自宅に住み続ける意味は非常に大きいものでした。


7.そして、金融機関探しから住宅ローンの申し込みへ

1年間しっかり働き、収入実績ができたところで、金融機関探しを開始。

今回の案件で重要だったのは、

最初から「この銀行なら絶対に大丈夫」と決めつけないこと。

住宅ローンは金融機関によって審査の考え方や取り扱いが異なります。

また、離婚に伴って夫名義の住宅を妻が取得するケースでは、

  • 現在の所有者
  • 現在の住宅ローン
  • 新しく借りる人
  • 離婚後の居住者
  • 不動産の評価
  • 売買・名義変更の方法

などを一つずつ整理する必要があります。

今回も、これらを整理しながら金融機関への申し込みを進めました。

そして最終的に、

住宅ローンの審査をクリアし、決済まで完了。

約1年半に及ぶ計画が、ここでようやく形になりました。


8.「今できない」からといって「将来もできない」わけではない

今回の案件で、私たちが特にお伝えしたいのはここです。

最初の相談時点では、奥様は専業主婦でした。

その状態だけを見れば、住宅ローンを利用して夫名義の家を妻名義にすることは、非常に難しい案件です。

しかし、

1年後にどうなっているかは誰にも分かりません。

仕事を始める。

収入を得る。

勤務を継続する。

収入実績を作る。

住宅ローン残高を確認する。

物件の価値を確認する。

そして、その時点で改めて金融機関を探す。

こうやって一つずつ条件を整えていけば、今回のように解決できるケースがあります。

もちろん、すべての方が同じ方法で住宅ローンを組めるわけではありません。

年齢、収入、勤続状況、借入額、不動産の価値、その他の借入などによって結果は変わります。

だからこそ、

「今できること」と「将来できること」を分けて考えること

が重要なのです。


9.離婚を急いで「家を売る」と決める前に

離婚の話が進むと、

「住宅ローンが残っている」

「夫名義だから妻には住めない」

「だったら売却するしかない」

という流れになってしまうことがあります。

でも、本当にそれしか方法がないのでしょうか。

今回の奥様は、

  • 50歳
  • 長年住み続けた家がある
  • 近所に知り合いが多い
  • 実家も近い
  • 20年間暮らしてきた
  • 離婚後も働いて生活していく
  • 住宅ローン残高は約1,000万円

という状況でした。

この条件なら、

「売却して引っ越す」以外の選択肢を最初から検討してみる価値があります。

住宅ローンが残っている以上、夫婦だけで勝手に名義を変更することはできません。

金融機関の承認や、新たな住宅ローンの審査などが必要になる場合があります。

だからこそ、離婚届を出す前、あるいは家を売却すると決める前に、

「妻がこの家を取得して住み続ける方法はないのか?」

を専門家に確認しておくことが大切です。


10.私たちが大切にしているのは「今」だけではありません

離婚後の住宅問題を相談される方の中には、

「今すぐ何とかしたい」

という方がたくさんいます。

もちろん、すぐに解決できる案件もあります。

しかし、今回のように、

今は条件が整っていない

というケースもあります。

その場合、そこで終わりにするのではなく、

「では、何年後なら可能性が出てくるのか」

を考える。

今回の奥様の場合、それが「仕事を始めて収入を作る」ということでした。

そして約1年半。

長い時間をかけて、住宅ローンの申し込みから決済までたどり着きました。

私たちは、こうした1年、2年をかけて解決する案件も数多く扱っています。

住宅問題は、離婚届を提出する日にすべてを解決しなければならないわけではありません。

むしろ、

「今できること」と「将来できること」を整理することで、選択肢が広がることがあります。


11.「離婚したら家を売る」だけが答えではありません

今回の相模原市のケースは、まさにそのことを示している実例です。

50歳。

専業主婦。

収入ゼロ。

夫名義。

住宅ローン残債約1,000万円。

一見すると、妻が住宅ローンを引き継いで住み続けるには厳しい条件です。

しかし、

仕事を始める。

収入を作る。

1年間継続する。

住宅ローンを検討できる状態にする。

金融機関を探す。

申し込む。

決済する。

そうやって一つずつ進めることで、約1年半後には、妻自身が新しい生活の基盤となる自宅を持つことができました。

離婚は人生の大きな変化です。

だからこそ、これまで20年間暮らしてきた家まで手放さなければならないのかどうかは、慎重に考えていただきたいと思います。


12.離婚後も今の家に住み続けたい方へ

もし現在、

  • 夫名義の家に住んでいる
  • 離婚後も今の家に住み続けたい
  • 住宅ローンがまだ残っている
  • 妻は専業主婦、または収入が少ない
  • 50代なので住宅ローンが心配
  • 銀行に相談したら難しいと言われた
  • すぐには無理でも将来的に名義変更したい
  • 子供の学校や生活環境を変えたくない
  • 長年住んできた家を売却したくない

という状況であれば、「今できるか」だけではなく、「1年後、2年後にできる可能性があるか」まで含めて考えてみてください。

今回のように、最初の時点では難しかった案件でも、時間をかけて条件を整えることで解決できる場合があります。

私たちは、離婚後の住宅ローン・名義変更について、

「今すぐできる方法」だけではなく、「将来できるようにするための準備」

についてもご相談をお受けしています。

「もう家を売るしかない」と決める前に、一度ご相談ください。

マイホームを残す。

離婚後も住み続ける。

そのために、今できることから一緒に整理していきます。


【実例公開】神奈川県相模原市|50歳・専業主婦だった妻が「1年半の準備」で夫名義の一戸建てを自分の名義にした事例

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離婚住宅ローンセンター

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電話番号:0120-689-798

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