離婚後も自宅に住み続けたい…共有持分を売買して住宅ローンを整理した実例

query_builder 2026/06/20

元夫の持分を買い取り、妻が単独所有になったケースを解説

はじめに

離婚時の不動産問題で多いご相談の一つが、

「子どものために今の家に住み続けたい」
「夫名義を外して自分だけの家にしたい」
「住宅ローンが残っているけれど持分を整理したい」

というケースです。

特に夫婦で住宅を購入した際、

  • 共有名義
  • 共有持分
  • ペアローン
  • 収入合算

を利用している場合、離婚時の手続きは非常に複雑になります。

今回は、実際に当センターでお手伝いした「共有持分売買」の事例をご紹介します。


ご相談の内容

ご相談者

東京都在住 40代女性 M様

不動産

東京都八王子市の戸建住宅

購入時の状況

  • 購入価格:4,500万円
  • 住宅ローン:4,300万円
  • 金融機関:地方銀行
  • 所有持分

妻 2分の1
夫 2分の1

住宅ローンも夫婦それぞれが債務者となっていました。


離婚により発生した問題

離婚後、

  • 妻と高校生のお子様2人が居住継続
  • 元夫は退去

しかし、住宅ローンだけが残る状況となりました。

元夫からは、

「自分の持分を整理したい」
「住宅ローンから外れたい」

との要望がありました。

一方、妻は、

「子どもの学校を変えたくない。」
「住み慣れた家に住み続けたい。」

という希望をお持ちでした。


離婚時に共有名義を放置するとどうなるのか

離婚しても共有名義をそのままにするご夫婦は少なくありません。

しかし、これは後々大きなトラブルになる可能性があります。

例えば、

①家を売却する際に元配偶者の同意が必要

共有者の一方だけでは売却できません。

連絡が取れなくなれば、売却が困難になります。


②相続問題が発生する

元配偶者が亡くなると、その持分は相続人へ承継されます。

再婚していた場合、

  • 再婚相手
  • 再婚後のお子様

が権利者になるケースもあります。


③住宅ローンの滞納リスク

元夫がローン支払いを続ける約束をしていても、将来的な保証はありません。

病気や失業によって支払いができなくなるケースも珍しくありません。


当センターからのご提案

今回ご提案したのは、

「共有持分売買」

です。

具体的には、

妻が新たに住宅ローンを借り入れ、

  • 元夫の持分
  • 元夫名義の住宅ローン

を整理する方法を選択しました。


共有持分売買とは

共有者の持分だけを売買する手続きです。

今回のケースでは、

元夫

妻へ売却

という形になります。

結果として、

変更前

夫 2分の1
妻 2分の1

変更後

妻 100%所有

となりました。


新たな住宅ローンの審査

離婚後の住宅ローン審査で重要になるのは、

  • 年収
  • 勤続年数
  • 他の借入
  • 養育費
  • クレジット利用状況

です。

M様は、

  • 勤続12年
  • 年収520万円
  • 他の借入なし

という状況であったため、金融機関の事前審査は無事承認されました。


持分売買の流れ

①不動産査定

市場価格を査定。

査定価格

4,100万円


②残債確認

住宅ローン残高

3,050万円


③財産分与を考慮した売買価格の決定

離婚時には、

  • 財産分与
  • 慰謝料
  • 養育費

なども考慮しながら金額を決定します。


④住宅ローン事前審査

金融機関へ申込み。


⑤売買契約

元夫の持分を妻へ売却。


⑥決済・所有権移転登記

無事に所有権を妻単独へ変更しました。


結果

変更前

夫 2分の1
妻 2分の1

住宅ローン残高

3,050万円


変更後

妻100%所有

住宅ローンも妻単独名義へ変更。

元夫は住宅ローンから完全に外れることができました。


M様からいただいたお言葉

子ども達が転校しなくて済み、本当に安心しました。

夫との共有名義をそのままにしていたら将来どうなっていたかと思うと怖いです。

最初は無理だと思っていましたが、相談して良かったです。


離婚時の共有持分売買でよくある質問

Q. 元夫が住宅ローンを払っている場合でも妻が購入できますか?

可能です。

ただし金融機関の審査が必要になります。


Q. オーバーローンでもできますか?

ケースによります。

債務整理や任意売却を含めた提案になることもあります。


Q. 財産分与と売買のどちらが良いですか?

税務面や住宅ローンの条件によって異なります。

専門家へ相談することをおすすめします。


離婚時の不動産は早めの相談が重要

離婚時の住宅問題は、

  • 不動産
  • 法律
  • 税金
  • 住宅ローン

これらが複雑に絡み合います。

「離婚したから名義をそのままにしておこう。」

これが後々大きなトラブルにつながることも少なくありません。

特に共有持分は、時間が経過するほど解決が難しくなる傾向があります。


まとめ

今回のケースでは、

✅元夫の持分を妻が買い取り
✅住宅ローンを一本化
✅子どもは転校せず住み続けることができた
✅将来の相続トラブルも回避

という結果になりました。

離婚時の共有名義や住宅ローンでお悩みの方は、一人で悩まず、早めに専門家へご相談ください。

当センターでは、

  • 持分売買
  • 財産分与
  • 住宅ローーン借換え
  • ペアローーン解消
  • 任意売却

など、離婚に伴う不動産問題を数多くサポートしております。


離婚後も自宅に住み続けたい…共有持分を売買して住宅ローンを整理した実例

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離婚住宅ローンセンター

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マイライフビル 2階

電話番号:0120-689-798

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