離婚後5年、入院中の元夫から住宅ローンを引き継ぎ自宅を守った実例

query_builder 2026/06/07

元夫の難病による返済不能から住宅ローン名義変更を実現したケース【神奈川県鎌倉市】

はじめに

離婚後も元配偶者名義の住宅ローンが残ったまま生活している方は少なくありません。

特に、

  • 元夫が住宅ローンを支払っている
  • 元妻と子どもが住み続けている
  • 養育費代わりに住宅ローンを負担している
  • いつか名義変更しようと思っている

というケースは全国で数多く見られます。

しかし、その状態が長く続いていると、ある日突然大きな問題が発生することがあります。

今回ご紹介するのは、離婚から5年が経過した後、住宅ローンを支払い続けていた元夫が難病を患い、仕事ができなくなったことで住宅ローンの返済が困難になり、急遽名義変更を行った事例です。

さらに今回は、元夫が長期入院中で病院から出ることができないという特殊事情も重なり、通常では想定されない手続きが多数発生した案件でした。

それでも最終的には無事に住宅ローンの整理と所有権移転を完了し、ご相談者様は現在も安心してご自宅に住み続けることができています。


ご相談内容

物件概要

所在地:神奈川県鎌倉市

種別:戸建住宅

住宅ローン残高:約2,000万円

借入先:みずほ銀行


ご家族の状況

約5年前に離婚。

離婚後は元妻様と成人された息子様が自宅に居住していました。

住宅ローンの名義は元夫のままでしたが、養育費や生活支援の意味合いもあり、住宅ローンについては元夫が継続して支払っていました。

そのため離婚後も住宅ローンの延滞などは一切なく、生活は安定していました。

ところが状況が大きく変わります。


元夫から突然の連絡

ある日、元夫から連絡が入ります。

難病を発症し入院していること。

仕事に行くことができなくなったこと。

そして今後は住宅ローンの支払いを継続できないこと。

長年続いていた住宅ローンの支払いが突然止まる可能性が出てきたのです。

住宅ローンが延滞になれば、

  • 信用情報への影響
  • 金融機関からの督促
  • 期限の利益喪失
  • 競売手続き

といった問題へ発展する可能性があります。

ご相談者様は非常に不安を感じられていました。


元妻が住宅ローンの支払いを開始

元妻様は派遣社員として勤務。

年収は約370万円でした。

「家を失うわけにはいかない」

という思いから、元夫に代わって住宅ローンの支払いを開始。

しかし、ここで新たな疑問が生まれます。


なぜ他人の住宅ローンを払い続けるのか

離婚後の住宅ローン相談でよくあるケースですが、

実際に住んでいる人

住宅ローンを支払っている人

不動産所有者

住宅ローン名義人

これらが一致していないケースがあります。

今回もまさにその状態でした。

今後も支払いを続けるのであれば、

住宅ローン名義も

所有権も

自分に変更したい

と考えるのは自然なことです。

そこで当センターへご相談をいただきました。


元夫婦間売買による名義変更を計画

当センターでは状況を整理し、

元夫から元妻への売買

住宅ローン借換え

所有権移転

という形で進めることを提案しました。

幸い元妻様には安定した収入がありました。

そこで金融機関選定を開始。

当センターの取扱実績を活用し、ご自宅近くで利用しやすい金融機関を選定しました。

事前審査も順調に進み、融資準備はほぼ整いました。


最大の問題は元夫が病院から出られないこと

ここからが今回の案件最大の難所でした。

元夫は難病の治療のため長期入院中。

病院から外出することができない状態でした。

通常、不動産売買では売主本人の意思確認が必要になります。

また住宅ローン完済時には、

抵当権抹消

金融機関手続き

本人確認

各種書類への署名

などが必要になります。

しかし今回は売主本人が病院から出られません。

さらに元妻様は、

「できれば元夫とは会いたくない」

というお気持ちをお持ちでした。

そのため当事者同士での調整も難しい状況でした。


当センターが病院へ訪問

そこで当センターが間に入りました。

元夫と直接連絡を取り、

病院側とも調整。

面談日時を設定し、病院へ訪問しました。

現在の体調や意思確認を行い、

売買内容

住宅ローン完済

所有権移転

今後の流れ

について丁寧に説明しました。

ご本人も

「家族には迷惑をかけたくない」

というお気持ちが強く、手続きへの協力を快諾してくださいました。


さらに発生した抵当権抹消の問題

今回もう一つの大きな壁となったのが、現在借入中のみずほ銀行の手続きでした。

住宅ローンを完済するためには、金融機関の抵当権抹消手続きが必要になります。

通常であれば、

自宅で書類を受領

郵送手続き

本人確認

という流れになることがあります。

しかし今回は病院に長期入院中。

金融機関側でも通常想定しているケースではありませんでした。


金融機関との個別調整

当センターでは金融機関へ事情を詳細に説明。

入院状況

本人の意思

手続きの必要性

居住者の状況

を整理した上で協議を行いました。

その結果、金融機関にも柔軟な対応をしていただくことができました。

必要書類の準備や本人確認方法について個別調整を行い、病院での対応を実現。

通常の手続きでは難しい状況でしたが、無事に抵当権抹消に必要な手続きを完了することができました。


すべての手続きが完了

その後、

住宅ローン実行

既存ローン完済

抵当権抹消

所有権移転登記

新たな住宅ローン設定

までを無事完了。

住宅ローン名義

所有権

実際の居住者

すべてが一致する状態となりました。


現在も親子で安心して居住中

今回の手続きによって、

住宅ローン延滞リスク

将来の相続問題

所有権の不一致

元夫の病状悪化による不確定要素

を解消することができました。

現在は元妻様と息子様が安心して同じ住まいで生活されています。


離婚後の住宅ローン問題は時間が経っていても解決できる

離婚後、

「今さら相談しても遅い」

「元配偶者と連絡を取りたくない」

「病気になってしまった」

「金融機関に断られそう」

という理由で放置されているケースは少なくありません。

しかし実際には、

状況を整理し

金融機関を選定し

関係者との調整を行うことで

解決できるケースも多く存在します。


当センターが大切にしていること

今回の案件は決して一般的な不動産取引ではありませんでした。

離婚問題。

住宅ローン問題。

病気による長期入院。

金融機関との個別調整。

当事者同士の関係性。

様々な課題が同時に存在していました。

当センターでは単に住宅ローンを探すだけではなく、

「どうしたらお客様の希望を実現できるか」

という視点で案件に向き合っています。

そのため通常では難しいと言われるケースについても、可能な限り方法を探し続けます。


まとめ

今回のケースでは、

離婚後5年経過

元夫が住宅ローンを負担

難病により就労不能

住宅ローン支払い継続困難

元妻が返済開始

名義変更を決断

病院で本人確認

金融機関との個別調整

抵当権抹消手続き完了

元夫から元妻への売買成立

という流れで解決しました。

離婚後の住宅ローン問題は、一見すると解決が難しく見える案件でも方法が見つかることがあります。

「もう無理かもしれない」

と思う前に、一度専門家へ相談することで道が開ける場合があります。

当センターでは、離婚に伴う住宅ローン名義変更、親族間売買、ペアローン整理、借換え、住宅ローンが払えなくなった場合のご相談など、全国対応で数多くの実績があります。

どのような状況でも、まずはお気軽にご相談ください。


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離婚住宅ローンセンター

住所:東京都中野区中央1丁目1−1

マイライフビル 2階

電話番号:0120-689-798

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