「パート収入では住宅ローンは無理」と言われた熊本市のケースで、妻と息子による住宅ローン承継を実現した実例
離婚をした後、「この家に住み続けたい」と希望される方は非常に多くいらっしゃいます。
特にお子様がいる場合には、
- 学区を変えたくない
- 引越しによる精神的負担を減らしたい
- 子供の生活環境を守りたい
- 賃貸へ移ると家賃負担が重くなる
といった理由から、「今の自宅を残したい」という相談が増えています。
しかし現実には、離婚後の住宅ローン問題は簡単ではありません。
特に今回のように、
- 元夫単独名義
- 元夫単独住宅ローン
- 妻はパート勤務
- 夫に借金がある
- 子供はアルバイト
という状況では、多くの不動産会社や金融機関で「難しい」「できない」と判断されるケースです。
今回は、熊本市在住のお客様の実際の事例をご紹介します。
一般的には非常に厳しい条件でしたが、当センターの経験と金融機関との調整により、妻と息子による住宅ローンへの切り替えと名義変更を実現したケースです。
ご相談内容
「このままでは家まで失うかもしれない」
今回ご相談いただいたのは、熊本市在住のご家族でした。
ご家族構成
- 夫 47歳
- 妻 45歳(パート勤務)
- 長男 21歳(アルバイト)
- 長女 18歳(学生)
夫婦は約3年間別居した後、1年前に正式に離婚。
しかし離婚後も、
- 妻
- 長男
- 長女
の3人は、そのまま自宅に住み続けていました。
住宅は元夫単独所有。
住宅ローンも元夫単独名義でした。
離婚原因は「生活費を入れない」「借金問題」
今回のケースで大きな問題となっていたのは、元夫の借金問題でした。
ご相談当初、妻からはこのようなお話がありました。
「住宅ローンだけではなく、他の借入も多い状況だった」
「生活費もほとんど入らなかった」
「このままだと家まで失うのではないかと不安だった」
実際、離婚後も住宅ローン名義が元夫のままというケースでは、非常に大きなリスクがあります。
例えば、
- 元夫が住宅ローンを滞納する
- 他の借金問題が悪化する
- 差押えや競売リスクが発生する
- 自宅売却を勝手に進められる
- 住宅ローンの延滞が起きる
といった問題が発生する可能性があります。
「離婚したから安心」ではなく、住宅ローン名義がそのままになっていることで、後から深刻な問題へ発展するケースは少なくありません。
最大の問題
妻がパート収入だったこと
今回、最も大きなハードルとなったのは収入面でした。
妻の収入状況は、
- パート年収 約200万円
- 公的手当 年間約50万円
という状況。
一般的に、パート収入のみで住宅ローンを利用できる金融機関は非常に限られています。
さらに今回は、
- 残債約2300万円
- 離婚案件
- 元夫から妻側への売買
- 遠方取引
- 借入額増額あり
という条件も重なっていました。
通常の住宅ローン審査では、かなり厳しい案件と言えます。
息子様との「収入合算」を活用
そこで今回検討したのが、21歳の長男との収入合算でした。
長男はアルバイト勤務で、
- 年収見込み約100万円
- 勤続約3か月
という状況。
通常、金融機関は勤続年数を重視します。
特にアルバイト勤務の場合、
- 勤続期間が短い
- 収入が安定していない
- 将来性判断が難しい
という理由から、住宅ローン審査では慎重に見られる傾向があります。
しかし今回は、
- 離婚後も実際に居住していること
- 家族で住み続ける目的が明確
- 返済計画の整合性
- 実際の生活状況
- 今後の収入見込み
- 当センターの過去実績
などを総合的に整理し、金融機関へ丁寧に説明を行いました。
借入総額は約2480万円
今回の借入内容は以下の通りです。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 住宅ローン残債 | 約2300万円 |
| 弊社費用 | 約93万円 |
| 登記費用 | 約30万円 |
| 金融機関事務手数料 | 約60万円 |
| 合計 | 約2480万円 |
自己資金は約10万円程度。
つまり、ほぼフルローンに近い形での対応となりました。
ここで重要なのは、「単純にローンを組めば良い」という話ではない点です。
離婚案件では、
- 不動産売買契約
- 名義変更
- 住宅ローン審査
- 金融機関調整
- 登記
- 離婚後の権利関係整理
など、多くの専門的な調整が必要になります。
一つでも段取りを間違えると、
- ローン否決
- 手続き停止
- 名義変更不可
- 契約トラブル
へ発展する可能性があります。
「一般的には難しい」と言われる案件
今回のケースは、一般的には非常に難易度が高い案件でした。
実際に、
- パート収入
- アルバイト収入
- 勤続3か月
- 離婚後案件
- 元夫借金問題
- 高額残債
- 遠方対応
という条件だけを見ると、「難しい」と判断されるケースも少なくありません。
しかし、住宅ローン問題は「数字だけ」ではありません。
大切なのは、
- 実際の生活状況
- 返済継続性
- 家族背景
- 取引スキーム
- 金融機関選定
- 手続き順序
を適切に整理することです。
当センターでは、年間約100件の離婚関連不動産・住宅ローン相談を取り扱っています。
そのため、
- どの金融機関が対応可能性があるか
- どのような資料整理が必要か
- どの順番で進めるべきか
- どこが審査上のポイントになるか
を事前に整理したうえで進行しています。
熊本と東京の遠方取引でも安全に対応
今回のケースでは、お客様は熊本市在住。
当センターは東京。
通常であれば、「遠方だから難しいのでは?」と思われる方も多いと思います。
しかし現在では、
- 電話
- メール
- ビジネスLINE
- Zoom
などを活用することで、遠方でも十分に安全な取引が可能です。
特に離婚案件では、お客様が精神的に疲弊しているケースも多く、
- 何度も来店が必要
- 書類が分からない
- 進捗が見えない
という状況は大きな負担になります。
そのため当センターでは、
- 進捗共有
- 必要書類の整理
- 手続き説明
- 金融機関との連携
を丁寧に行い、お客様の不安を減らしながら進行しています。
離婚時の住宅ローン問題は「早めの相談」が重要
今回のお客様も、もし相談が遅れていた場合、
- 住宅ローン延滞
- 競売リスク
- 差押え
- 自宅売却
などへ発展していた可能性もありました。
離婚時には、
- 財産分与
- 親権
- 養育費
- 生活費
に意識が向きやすく、住宅ローン問題が後回しになるケースが少なくありません。
しかし実際には、住宅ローン問題こそ早期対応が重要です。
特に、
- 名義が元夫のまま
- 元妻が住み続けている
- ペアローン
- 収入不足
- オーバーローン
- 借金問題
が絡むケースでは、早めに専門家へ相談することで解決可能性が大きく変わります。
まとめ
「無理かもしれない」を一緒に整理することが大切です
今回の熊本市のケースでは、
- 元夫単独名義
- 離婚後居住
- パート収入
- アルバイト収入
- 借金問題
- 約2480万円借入
という、一般的には難易度の高い案件でした。
しかし、
- 収入合算の活用
- 金融機関選定
- 手続き整理
- 実績を踏まえた調整
を丁寧に進めることで、妻と息子名義での住宅ローン切り替えと名義変更を実現しました。
離婚時の住宅ローン問題は、インターネットだけでは解決できないケースが非常に多くあります。
「うちは難しいと思う」
「他で断られた」
「パートだから無理と言われた」
「借金問題もある」
そういったケースでも、方法を整理することで道が見える場合があります。
当センターでは、全国から離婚時の住宅ローン・名義変更・売買仲介のご相談を承っております。
一件一件状況は異なりますが、特殊案件を数多く取り扱ってきた経験を活かし、安心安全な手続きを心がけています。
離婚住宅ローンセンター
住所:東京都中野区中央1丁目1−1
マイライフビル 2階
電話番号:0120-689-798
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