2026.09.06
はじめに
離婚時の住宅問題は「売却 or どちらかが住み続けるか」が一般的ですが、
今回のように土地と建物の所有者が異なるケースは、さらに難易度が上がります。
特に、
- 土地:親名義
-
建物:配偶者名義
という形は珍しくなく、離婚時には大きな課題になります。
今回は、埼玉県戸田市・T様の実例をご紹介します。
■ご相談内容(2026年1月)
- 土地:父(67歳)名義
- 建物:娘婿(43歳)名義
- 残債:約2,500万円
- 妻(40歳):年収450万円・正社員
希望
- 妻が住み続けたい
- 建物を夫から妻へ名義変更したい
- 土地はそのまま父名義
■このケースの最大の問題点
正直に言うと、この案件の難しさはここ👇
👉 離婚後、土地と建物の所有者が“完全な他人同士”になる
つまり、
- 土地:妻の父
- 建物:元夫 → 妻へ変更予定
結果として、
👉「土地所有者と建物所有者が別人(しかも他人)」になる
金融機関はここをかなりシビアに見ます。
■さらに難易度を上げる要素
- 夫婦間売買(通常の売買より審査厳しい)
- 妻単独で住宅ローン審査(年収450万)
- 父の担保提供が必須
- 離婚協議中で当事者同士の直接連絡NG
普通に銀行に持ち込むと、かなりの確率で止まる案件です。
■当センターの対応
今回のポイントはここ👇
①当センターが“完全な窓口”に
夫から
「もう直接やり取りしたくない」
との申し出があったため、
👉 妻側と直接やり取りし、当センターが調整役に
離婚案件ではかなり重要な役割です。
②金融機関の選定から再構築
今回は既存ローンの引継ぎではなく
👉 妻名義で新規住宅ローンを組み直し
そのため、
- 夫婦間売買OK
- 親の担保提供OK
- 土地と建物の分離OK
という条件で銀行を一から選定。
③父(67歳)への丁寧な説明
ここ、実は超重要ポイント。
- 高齢での担保提供
- 娘の離婚案件
- 将来的なリスク
👉 不安が大きい部分なので、
当センターから直接説明し、了承を得ています。
■実際のスキーム
今回の流れはシンプルにするとこう👇
- 夫 → 妻へ建物を売却(夫婦間売買)
- 妻が新規住宅ローンを利用
- 父が担保提供
- 建物名義を妻へ変更
- 抵当権設定
■費用
-
妻側
仲介手数料+ローン事務手数料:11万円 -
夫側
仲介手数料:11万円
👉 夫婦間売買は手元資金が残りにくいため
売主側は最低限で対応しています。
■結果
- 相談開始:2026年1月
- 完了:2026年3月中旬
👉 約60日で完了
■このケースの重要ポイントまとめ
今回の事例はかなり学びが多いです👇
- 土地と建物の名義が違っても解決可能
- 親の担保提供で融資の道が開ける
- 夫婦間売買は金融機関選びがすべて
- 当事者が揉めていても第三者が入れば進む
■同じ状況の方へ
もし今こんな状況なら要注意です👇
- 親の土地に家を建てている
- 離婚で住み続けたい
- ローンがまだ残っている
- 配偶者と直接話したくない
👉 このパターン、放置すると詰みやすいです。
■まとめ
今回のように
👉 「土地は親・建物は配偶者」+離婚
というケースは、通常の不動産会社では対応が難しい領域です。
しかし、
- スキーム設計
- 金融機関選定
- 関係者調整
これを適切に行えば、解決は可能です。
----------------------------------------------------------------------
離婚住宅ローンセンター
住所:東京都中野区中央1丁目1−1
マイライフビル 2階
電話番号:0120-689-798
----------------------------------------------------------------------
NEW
-
-
2026.09.06滋賀県
-
2026.09.06滋賀県堅田市の一戸建...
-
2026.09.04【衝撃】住宅ローンを...住宅ローンを組むとき、「離婚したら家をどうする...
-
2026.09.04【離婚と住宅ローン】7...「離婚することになりました。でも、子どもと今の...
-
2026.09.04【離婚と住宅ローン】5...「離婚することになったけれど、子どもと今の家に...
-
2026.08.30大阪府東伊大阪市の一...今回は、大阪府東大阪市の一戸建ての名義とローン...
-
2026.08.23兵庫県西宮市のローン...今回は、兵庫県西宮市のローンの借換えをお手伝い...
VIEW MORE