【試算】金利が上がると? ~5年前とこんなに違う!~

query_builder 2026/04/11
【試算】金利が上がると? ~5年前とこんなに違う!~

近年、長期金利が上がって来ています。

住宅ローンの金利もじわじわと、確実に上がって来ています。  


簡単に住宅ローンへの影響を試算してみたいと思います。  

分かりやすいように、全期間固定のフラット35ケースで見てみます。 (必要資金の9割以上借入の金利)  


<金利> 2026年4月 2.6%

5年前の2021年は、1.3%でした。(1.1%前後という時期もありましたが、ちょうど半分の利率の1.3%とします。)   


え?金利が倍ということですか?

はい、その通りです。  


では、金利が変わる(上がる)と、何が変わるでしょうか?

返済期間中の返済額 が変わります(上がります)

借入時の借入可能額 が変わります(低くなります)。  


①返済額と、②借入可能額について、金利2.6%と金利1.3%(どちらも全期間固定)のケースでどのくらい変わるか比較してみましょう。  


<①返済額のケーススタディ>

2,000万円を35年で住宅ローン(フラット35)を組む前提

A:金利 1.3% ⇒ 59,280円/月

B:金利 2.6% ⇒  72,560円/月 (約22%増加)  


4,000万円を35年で住宅ローン(フラット35)を組む前提

A:金利 1.3% ⇒ 118,560円/月

B:金利 2.6% ⇒  145,120円/月 (約22%増加)  


金利が倍になっても、元金は変わりませんので、このケースでは2割程度の増加です。

月々の返済額にすると、2,000万円のケースだと13,280円の増加ですが、 総支払額にすると、約684万円増加することになります。

4,000万円のケースだと、総支払額は約1,115万円増加します。  


次に ②借入可能額の試算をしてみましょう。

実は、これから住宅ローンを借りようとしている方にとっては、こちらの方が切実なのです。

金利が上がると、月々の返済額が上がりますので、規定の年収比率に収まるように借入可能額を算出しますので、借入可能額が低くなります。


  <①借入可能額のケーススタディ>

フラット35の場合は、返済比率の計算方法が明示されています。

年収400万円未満だと30%、年収400万円以上だと35%となっています。

ここでは、年収300万円と年収500万円のケースで影響を見てみます。


  計算過程は省略して、結果をお示しします。  


年収300万円の人が借入できる金額(他の借入はなしの前提)

A:金利 1.3% ⇒ 約2,530万円   (年収の8,4倍)

B:金利 2.6% ⇒  約2,060万円  (年収の6.8倍)

つまり、同じ300万円の年収でも、5年前は2,530万円借入できていたのですが、現在だと2,060万円と約500万円減ってしまったということです。  


年収500万円の人が借入できる金額(他の借入はなしの前提)

A:金利 1.3% ⇒ 約4,920万円 (年収の9.8倍)

B:金利 2.6% ⇒  約4,020万円 (年収の8倍)    


①返済額 の変化について、わかりやすいように、全期間固定金利でお話ししましたが、変動金利の場合は、金利の変動により、上がる期間もあれば下がる期間もあります。  


一方で、②の借入可能額は、変動金利を選んでも、固定金利を選んでも、基本的には、現在の金利を使って(金融機関によって違いはあります)、申込額が一定の年収比率内に収まっているかで審査されます。

ですので、これから住宅ローンを借りようとする方にとっては、大変影響があるポイントになります。  


お一人お一人に試算させていただきますので、どうぞご相談下さい。


宅地建物取引士・FP技能士1級 佐久間が記載いたしました。



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