【実例紹介】離婚でペアローンは解消できる?奈良県天理市で「夫が住み続ける」を実現した住宅ローン一本化の成功事例【前編】

「銀行に相談したけれど無理と言われた…。」

「離婚は決まった。でも住宅ローンだけが解決しない。」

このようなお悩みを抱えたまま、離婚協議が進まなかったり、離婚後も元夫婦の関係が住宅ローンによって続いてしまったりするケースは決して珍しくありません。

特に近年増えているのがペアローンの問題です。

住宅購入時は「夫婦とも住宅ローン控除が受けられる」「借入可能額が増える」といったメリットが強調されますが、離婚となった瞬間、そのメリットは一転して大きな課題となることがあります。

今回ご紹介するのは、奈良県天理市にお住まいの47歳男性からご相談いただいた実際の事例です。

住宅ローンはみずほ銀行のペアローン。

離婚後は奥様が家を出て、ご主人が住み続けることを希望されていました。

しかし、自宅を売却すると住宅ローンを完済できないオーバーローンの状態。自己資金もほとんどありません。

それでも約1か月で住宅ローンを一本化し、ご主人が安心して住み続けられる環境を整えることができました。

この記事では、その具体的な流れと、同じようなお悩みを抱える方が知っておきたいポイントを詳しく解説します。


奈良県天理市 S様ご夫婦のご相談内容

今回ご相談いただいたのは奈良県天理市にお住まいのS様(47歳)。

10年前、ご夫婦で新築一戸建てを購入されました。

当時の住宅ローンは、

  • ご主人 約2,800万円
  • 奥様 約1,200万円

それぞれが住宅ローンを契約するペアローンでした。

購入当時は共働き。

将来も夫婦で住宅ローンを返済していく予定だったため、この選択は決して珍しいものではありませんでした。

しかし、年月が経ち離婚を決断。

奥様は新しい生活を始めるため家を出ることとなり、ご主人だけが現在の住宅に住み続けることを希望されました。

ここで問題となったのが、住宅ローンです。


売却しても住宅ローンが残る「オーバーローン」

現在の住宅価格を考えると、

売却しても住宅ローンを完済できない状態でした。

いわゆるオーバーローンです。

さらに、

  • 自己資金はほとんどない
  • 売却後の残債を一括返済することも難しい

という状況でした。

一般的には、

「売却しかありません。」

「不足分を自己資金で返済してください。」

という説明を受けるケースも少なくありません。

しかし、それでは現実的な解決にならない方も多くいらっしゃいます。

S様も、

「家を失うしかないのだろうか。」

そんな不安を抱えながら当センターへご相談くださいました。


本当に売却しか方法はないのでしょうか?

結論から申し上げると、

必ずしも売却だけが解決方法ではありません。

もちろん、

  • ご収入
  • 勤務先
  • 年齢
  • 健康状態
  • 住宅ローン残高
  • 不動産の評価額

など様々な条件を確認する必要があります。

しかし、条件が整えば、

現在の住宅に住み続けながら住宅ローンを一本化する方法が検討できるケースがあります。

今回のS様もまさにそのケースでした。


奥様の住宅ローン残債は約800万円

今回の手続きでは、

ご主人が

  • ご自身の住宅ローン残債約2,000万円
  • 奥様の住宅ローン残債約800万円
  • 奥様持分取得費用
  • 諸費用約170万円

これらをまとめて新しい住宅ローンとして借り換える計画を立てました。

借入総額は約2,970万円。

決して小さな金額ではありません。

しかし、

収入状況や返済能力を慎重に確認し、

現在の金利状況も踏まえた結果、

地方銀行で新たな住宅ローンをご利用いただける可能性があると判断しました。


ペアローンだから難しいのではありません

ここで誤解される方が非常に多いのですが、

問題はペアローンだからではありません。

本当の問題は、

住宅ローン契約と、

不動産の所有権、

そして離婚後の生活設計を

同時に整理しなければならないことです。

どれか一つだけを考えても、

解決しないケースがほとんどです。

例えば、

不動産だけ名義変更しても、

住宅ローン契約が残ったままでは金融機関との契約に影響する場合があります。

逆に、

住宅ローンだけ考えても、

持分整理ができなければ新しい融資が難しくなることもあります。

離婚時の住宅問題は、

住宅ローン・不動産・法律・税務・金融機関との調整

これらを一つの流れとして考える必要があります。


「妻の持分」をどのように取得したのか

今回、ご主人は奥様の持分も取得することになりました。

持分割合は、

それぞれの借入割合に応じて設定されていました。

そのため、

住宅ローンの借り換えだけではなく、

奥様が所有している持分を適切な形でご主人へ移転する手続きも必要となりました。

離婚だからといって、

何でも自由に名義変更できるわけではありません。

金融機関との調整、

売買契約や所有権移転、

住宅ローン実行のタイミングなど、

一つひとつを順番通りに進める必要があります。

この順番を間違えると、

予定していた借り換えが進まなくなることもあります。


約1か月で解決できた理由

今回のケースでは、

奥様が新生活を始めるため、

できるだけ早い解決を希望されていました。

そこで当センターでは、

住宅ローンの事前審査と並行して、

既存借入先への全額繰上返済準備、

持分取得に必要な手続き、

新しい金融機関との調整を同時進行で進めました。

結果として、

ご相談から約1か月1週間という比較的短期間で、

住宅ローンの一本化と持分整理を完了することができました。


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離婚住宅ローンセンター

住所:東京都中野区中央1丁目1−1

マイライフビル 2階

電話番号:0120-689-798

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